侵入窃盗や空き巣の多い月は、一般的に年末や長期休暇時期が多いことが知られている。今年も残り少なくなり、防犯意識を高めることが重要です。
侵入手口は
手口は施錠をしていない「無締り」が多く、日頃から施錠の習慣を身につけることが大切です。
「ガラス破り」は2番目に多い、窓のガラスを破り侵入します。
「ガラス破り」といってもどうやって侵入するのか。その方法には3パターンあります。
侵入の方法を知り対策を考えましょう
ガラス破りの種類
打ち破り
その名の通り、バールなどの道具を使ってガラスに強い衝撃をあたえガラスを破壊する手口。破壊する場所はクレセント錠あたりを破壊し、その部分から手を入れて鍵を開け、窓を開けて侵入します。
この手口はガラスを破壊するときに大きな音が鳴るが、ただ思いっきり打ち付けガラスを破壊するので技術が必要ない。また時間もかからないので犯行も素早く行うことができる。
見えるところに貴重品や金庫などがあると泥棒は探す手間がないので、さっと犯行を終わらせることができます。窓から見えるところに貴重品を置かないことが重要です。
こじ破り
この手口は筆者がよく実際の被害をきく手口です。
ドライバーなど先が細いものを使用して窓ガラスとサッシの隙間に差込み、こじるようにして小さくガラスを割る。クレセント錠近くを割り、そこから手を入れて鍵を開け侵入します。こじ破りはガラスを割る際の音も小さい。
窓だけではなく、扉に対してもバールなどを使用してこじ開けることもある。
焼き破り
「ガラスのコップに熱いお湯をいれると割れる」と子供のころ教えてもらったことがあります。焼き破りはガラスの特性を利用した手段。ガラスは急激な温度変化に弱いのです。
クレセント錠近くをバーナーであぶり熱します、その後水などで急激に冷やすとガラスが割れるのです。割れる音が小さくよく使われる方法です。
対策どのように行うのか
防犯ガラス/防犯フィルム
簡単に割れないようにする、侵入に時間をかけさせることが重要です。
防犯ガラス屋さんや防犯フィルム専門業者に相談します。防犯フィルムなどはホームセンターなどにもありますが、ポイントは専門業者に相談することです。防犯に関する知識(ノウハウ)が違います。
まずどこに問合せたらいいのかわからない場合は、各都道府県に「防犯設備士協会」がありますのでご相談ください。
補助錠をつける
一般的に窓のクレセント錠あたりのガラスを割るので、そこを破壊され開錠されても「補助錠」が違う位置にあれば窓は開きません。補助錠を探してまた、その付近のガラスを割って・・・と手間と時間がかかるので犯行を断念する可能性あり。
「ライフディフェンス・エア」のイカクと通報で対策
窓ガラスを割られても、窓を開けた瞬間に大音量の警報音で侵入者をイカクし犯行の継続を断念させます。
同時にあらかじめ登録した通報先に電話通報し、侵入があったことを知らせます。状況に応じて警察に通報します。
「ライフディフェンス・エア」を設置していたお客様で、実際に泥棒に狙われこのように窓ガラスを割り侵入を試みましたが窓を開けた瞬間に警報音が鳴ったことにより、侵入されなかったといった事例が実際にあります。
まずは戸締り施錠を確実に行うことが大事。
「ライフディフェンス・エア」を設置するとさらに防犯レベルが向上します。