消防庁のR3年統計データより住宅火災の現状を知る。

住宅火災とその原因

火災の種類には「建物火災」「林野火災」「車両火災」などがあるが、一般住宅などを含む建物火災の割合は55.5%を占める。

「建物火災」の中でも住宅火災は55.9%であり、建物火災の半分以上は住宅である。

出火原因

建物火災の出火原因は上位に「こんろ」「たばこ」「電気機器」があげられている。

またその出火の起こった場所の調査では、全火災のうち14.6%が「住宅の居室」。発生場所としては2番目に多い。

このことより住宅火災での出火原因も考慮すると「こんろ」「たばこ」「電気機器」「ストーブ」が原因、住宅の居室で火災が起こっていると推測できる。

たしかに以前、弊社のお客様で「こんろ」で調理中にそのまま忘れてしまって部屋中に煙が充満していたという事例があった。(火災には至ってない)

「たばこ」は不始末、「電気機器/配線器具」は電気機器の劣化、配線不良やほこりなどが原因によるショートなどが推測できる。

住宅火災における死者の発生状況

特に「逃げ遅れ」に注目すると、放火自殺をのぞく「逃げ遅れ」の割合は43.5%となっている、また年齢も65歳以上の割合が多いことがわかる。

以上より

高齢者が住宅の居室で「こんろ」「たばこ」「電気機器」「ストーブ」が原因の火災により「逃げ遅れ」で死亡することが多いと、この調査からわかる。

「ライフディフェンス・エア」で出来ること

消防法および各地方公共団体の定める火災予防条例により、すべての住宅に住宅用防災機器(火災警報器)の設置およびその維持が義務付けられています。(設置場所は各自治体による。基本は寝室と寝室がある階の階段)

住宅火災での「逃げ遅れ」を防ぐために、火災警報器の警告音で異常を知らせることは重要である。

「ライフディフェンス・エア」ではこの火災警報器と連動してさらに大音量で異常を知らせるため、「逃げ遅れ」を防ぐ効果が高い。さらに警告灯付きサイレンを設置すると、フラッシュと警告音で視覚・聴覚に伝えることができ効果が高い。

LD96:警告灯付きサイレン

この警告灯付きサイレンの音量は約120dB

この音量はジェット機の近くの騒音レベルとよく表現されている。

外出時でも異常時は電話通報で知らせる

鍋のかけ忘れでそのまま買い物に出かけてしまったお客様の事例があります。

「ライフディフェンス・エア」と連動した火災警報器が煙を検知し、買い物中の奥様に電話通報を行った。「火災発生!」のメッセージで奥様に異常を知らせました。

奥様は急いで家に帰り、部屋の中は煙で充満している状況でした。火災になる前に対処できました。

 

鍋のかけ忘れ、たばこの不始末、電気機器の配線劣化など万が一、外出中に火災警報器が異常を検知した場合も「ライフディフェンス・エア」と連動していれば、火災になる前に対処できる可能性があります。