近年、生産者の方々が大切に育てた農作物が盗まれる被害が全国で起きている。
調査資料
農林水産省が調査して地域の盗難被害の状況や防犯対策の実態をまとめた資料の一部を紹介する(令和元年資料)
調査の対象は全国の都道府県のうち、被害認知件数が多い道府県を中心に23道府県について、新聞からの情報収集及び市町村、JAなどの関係機関へ聞き取りを行い平成30年度に調査したものである。
地域における農作物の盗難被害金額
被害金額は50万円未満が多い。被害額だけではなく生産者の営農意欲を失わせる可能性があり深刻である。
農作物の盗難場所
ほ場(田畑)が多い。
ビニールハウス、作業場、倉庫は合計で12%である。
ビニールハウスで栽培される農作物は高額なものも多く損失が大きくなる可能性がある。
また、作業場や倉庫には高額な農機具もありビニールハウスと同様に防犯対策は必須だ。
盗難防止対策
施錠を必ず行うことは基本である。
防犯カメラやセンサーライトを設置することは抑止効果も高く今回参照した資料において推奨している。
しかし、侵入者は姿がわからない様に対策していることが多く
防犯カメラでは犯行の状況を撮影しているだけになりかねない。
ではどのように防犯対策を行うことが効果があるのかを考える。
音と外部通報が重要
推奨されている防犯カメラやセンサーライトに追加して
音と外部通報機能をもった「ライフディフェンス・エア」の活用で防犯レベルが大幅にアップします。
防犯センサーが侵入者を検知すると、大音量の警告音で侵入者をイカクし、犯行の継続を断念させます。
音のイカクと同時に外部に異常を知らせることが可能です。
ビニールハウス内にAC100V電源があれば、「ライフディフェンス・エア」のEメール通報プランを使用することが可能。※
外部への異常通報はEメールで行います。(登録先は最大5件)
ビニールハウス内に固定の電話回線がなくても、Eメールで外部に異常を知らせることができます。※
防犯センサーはハウス内(または外)の周囲に赤外線のセンサーを設置したり、扉にセンサーを設置して警戒します。
※注意点
①Eメール通報装置の対応エリアであるかの事前確認が必要(防犯専門業者に相談)
②ハウス内に装置を設置する場合には、装置が高温にならない様に対策することが必要です(装置を収容可能なBOXなど)
ビニールハウス内の浸水にいちはやく気づく
「ライフディフェンス・エア」に浸水センサーを接続することによりハウス内の浸水を知ることもできます。
近年、各地域で頻繁に発生する線状降水帯による豪雨などによるハウス内の浸水をいちはやく気づき
対策を行うことができる可能性があります。
もちろん防犯機能と同時使用可能です。
防犯装置を検討していたが、外部への通報手段がなく設置を保留していた
などの場合に「ライフディフェンス」Eメール通報プランが解決します。
ぜひご検討ください。