◇災害は「事前の備え」と「すばやい対処」が大切です

九州地方を襲った豪雨で、多くの尊い命が失われました。報道で「避難に時間がかかった高齢者の犠牲が多い」と知ると胸が締め付けられる思いです。
私の実家がある福岡県久留米市も河川が氾濫し、広範囲で 住宅の浸水 や 車が水没 するなどの被害がありました。

これから台風が発生しやすい時期です。
未明にかけて局地的に非常に激しい雨が降った場合、異常に気付かず 手遅れになりかねません。

◇床下浸水センサー は 簡単に追加できます

セキュリティシステム に「床下浸水センサー」を設置した事例をご紹介します。
浸水センサーを設置することで 早期に異常を知り、すばやい対処が可能です。

●設置方法
・床下に「床下浸水センサー(HC-01P)」を置きます。<左図>
・床下浸水センサーのケーブル(10m)に、オプションの「ワイヤレス送信機(SS9-TR)」を接続します。
・ワイヤレス送信機は 床下収納庫の中に設置します。

●登録方法
・ワイヤレス送信機は『エリア6(浸水) / チャイム:あり / 待機時間:なし』で登録します。
・ワイヤレス送信機は『a接点仕様』に切り替えます。

●使い方
【普段 警備をしていないとき】
 床下に水たまりができると 室内にチャイム音「ピンポーン♪」で浸水をお知らせします。

【大雨で心配なとき】⇒在宅警備で エリア6(浸水) を警備しておきます。
 床下に水たまりができると 就寝時でも室内に警報音「エリア6 浸入発生!」で浸水をお知らせします。

【外出しているとき】⇒外出警備ですべてのエリア(1~6)を警備しておきます。
 床下に水たまりができると 外出先の携帯電話へ通報「エリア6 浸入発生!」し浸水をお知らせします。

◇浸水してしまったら・・・

【住宅が浸水してしまった場合】
①市区町村に相談する。
②保険で補償されるか確認する。
③床下に溜まった水を排水する。
④床下を換気扇で強制的に換気し乾燥させる。
⑤消毒する。

【車が水没してしまった場合】
①自分でエンジンをかけない。
②販売店もしくは整備工場に相談する。
③バッテリーのマイナス(-)側のターミナルを外す。